8109 テクニック - フラットベッド・トラックを作る(2)

カテゴリ : 
LEGO » 作る » technic
執筆 : 
2012/11/18


LEGO 8109 Technic - Flatbed Truck

◆おすすめ度:★★★★☆4=モーターによるギミックが凝っていてすごい!

3軸6輪(6×2後2軸?)のフラットベッド・トラック
意外に手間がかかって苦戦しましたが、ようやく完成です。

フロント回りの作りが、いかにもトラックという押し出しのある顔で、なかなか格好良いです。
あまりトラックとか興味なかったのですが、こうして作ってみると意外に愛着が湧くものですね。



フラットベッド・トラックだけあって、平らな荷台部分。
フラットベッド・トラックなんて、見たことない! と思っていましたが、先日都内を自転車で走り回る機会があり、注意して見ていると意外に走っているんですね。
主に重機とか建機などを運んだりするんでしょうか?



パワーファンクションなので、モーターで荷台部分と、フォーク部分が動きます。
モーターによるギミックは、
・荷台(フラットベッド)部分の上げ下げ
・荷台下のフォーク(ホイールリフト)の伸縮
この二つは、横のスイッチで切換えて使います。
手動のギミックは
・運転台上部のつまみによるステアリング
・ウィンチの巻き上げ
ですね。



ギミックの数は多くないですが、パワーファンクションモーターによるギミックの動きは独特のものがあります。
単に、スライドしたり上昇したりするだけでなく、途中で折りたたまれたりと、2段階の動きをするのです。
おもしろい仕組みですね。
この動作は、文章ではうまく伝えられないので、記事の後にある動画を参照してください。



荷台を上げると、これらの動きの心臓部であるモーターやギアがたくさん見えます。



さて、このトラックは自走するように改造できるのでしょうか?
ちょっと下面を確認してみましょう。

全体に空きスペースがないため、モーターの配置に苦労しそうですが、フロントのステアリングは、なんとかなるかもしれません。
問題は、駆動輪の確保ですね。
2軸ある後輪のうちの前軸を駆動輪にするのが一般的なのでしょうか?
どちらにしても、現状では軸が貫通していませんし、フォーク部分の動作のためのウォームギアなどがあって、駆動軸を通すことは難しそうです。
ディファレンシャルギアを入れるスペースなんて、どう頑張っても捻出できそうにありません。
自走をさせるためには、相当大きな設計変更をしないと無理そうですねー



今回は、細切れな時間で製作作業をしていたので、手順を飛ばしてしまう箇所が3箇所ほどありました。^^;
後で気がついてやり直しても問題ない場所ばかりだったので良かったですが、やっぱりこういう作り方はあまり良くないですね。
はかせ(研究員Y)が途中からさぼって、部品探し要員に成り下がってしまったりして...

参考サイト

トラック豆知識②(反射板と駆動軸)
トラックの車軸数と駆動の関係などについて書かれていて、勉強になりました。^^

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